引越ライフイベント

【初めての一人暮らし】賃貸物件選びのコツ【迷っている方必見】

初めて一人暮らしを始める時や、試しに一人暮らしをしたい時、

関東であれば、都内か神奈川県内かどこに住もう…

家賃は安い方がいいけど、どうゆう判断で物件を選べばいいんだろう…

間取りや築年数など優先順位はどうしよう…

一人暮らしをする上で、誰しも一度は悩んだことは、あるのではないでしょうか?

そこで本記事では、、引越しを経験した私がたどり着いた、以下のの判断基準を紹介します。

  • 住むエリアの判断基準
  • 賃貸物件自体の主な判断基準
  • 賃貸物件自体の細かな判断基準

初めて一人暮らしをする方で賃貸物件の選び方に悩んでいる方に役立つ記事です(エリアは首都圏内を想定)。

では、さっそく、紹介していきたいと思います。

住むエリアの判断基準

私は現在、首都圏在住であり、都内と神奈川県内で4回引越しした経験があります。

住むエリアを選ぶ要素として、大きく以下の3つがあるのではないでしょうか。

  1. 職場又は大学、実家からの距離
  2. 家賃
  3. 住みやすさ(治安、土地の勾配、安い食料品スーパーなど)

1.職場又は大学、実家からの距離

社会人であれば、職場近くに住むことをおススメします(家賃の兼ね合いもあるかと思いますが)

通勤時間が短ければ、家に帰る時間も早くなり、平日に自分の時間が多くとれます。満員電車の疲れを考慮すると、通勤時間は、長くて1時間以内、できれば30分以内が良いのではないでしょうか。通勤時間は短ければ短いほど、良いと思います。例えば、職場から30分以内の場所にお住まいなら、残業していても、30分後には家でくつろげる!と思うと気分的に嬉しいものです。

私は以前、片道1時間40分かけて都内の実家から神奈川県内の職場に通っていましたが、通勤がまさに「痛勤」でした。今は、職場から30分以内の場所に引っ越し(電車の乗車時間は3分)、とても通勤が快適になりました。通勤時間でいうと往復2時間以上、時間を生み出したことになります。睡眠時間もその分、多くとれます

また、可能ならば、満員電車対策で職場を始点に、上り電車方面エリアに住むと、通勤がとても楽です。

例えば、職場が横浜駅エリアとした場合、品川区や大田区にお住まいがあると、下り電車方面に乗車することになり、上り電車に比べ、乗車率が低く車内が空いているため、通勤が楽というメリットがあります。意外と知られていない視点だと思います。

大学生であれば、ご両親の負担を考慮して、なるべく実家から通うことをおススメします(ブログの紹介記事の意味がなくなりますが…)。もちろん、実家を出てみたい希望もあると思いますので、その場合は家賃を考慮して、少し大学から離れた場所でも良いと思います。

実家からの距離ですが、初めての一人暮らしだと、色々、不安なこともあると思いますが、思い切って少し離れた場所で住む方が生活圏も変わり、良い経験になると思います。

参考:家賃との兼ね合い

家賃との兼ね合いですが、これは人により考え方は異なると思います。例えば、職場に30分短く着くエリアに住む場合、家賃が1万円高くなるとします。お仕事の時給が1,000円とすると、労働時間で10時間分です。月の勤務が20日間として1日当たり30分、追加で仕事すると1万円(=1,000円/h×10h×20日÷2)はカバーできることになります。通勤時間を労働時間に充てることで、追加でかかる家賃の金額以上の収入が得られ、また、通勤の疲れを減らせるのではないでしょうか。

2.家賃

よく聞くのが、「家賃の相場は収入の割以下を目安に」です。この収入は、額面(総支給額)ではなく、手取り(健康保険料や厚生年金保険料等除いた実際に銀行に振り込まれる額)となります。手取りが20万円であれば、6.6万円以下が目安になります。

ただ、お住いのエリアが、地方ではなく、首都圏の場合、家賃の相場は高く、目安をオーバーしてしまうこともあるのではないでしょうか。その場合、家賃以外の食費や光熱費、交際費などの他の部分で支出を抑える方法も一つです。

ちなみに私は20代後半の頃、手取り20万円くらいで7.5万~8.5万円の物件に住んでいましたので、目安をオーバーしてました…。その分、外食を控え自炊し、食費に係る支出を抑える工夫を行っていました(自炊は外食の1/3くらいの費用になると思います)。

主に外食 約500円×3食×30日=45,000円/月

主に自炊 約16,000円/月(平日のお昼のみ、外食400円×20日で試算)

上記から、自炊すると外食に比べ、月当たり約万円も安くなります。また、自炊で料理スキル他、料理の段取り力が身に付きます。

3.住みやすさ(治安、土地の勾配、安い食料品スーパーなど)

治安が良いことに越したことはないと思います。飲み屋街やパチンコ店が少ないエリアであれば、比較的、治安が良いと思います。

土地の勾配でいうと、私が住んだ経験から都内は土地が平たんなエリアが比較的多い印象ですが、横浜市内は勾配が多い印象でした。普段の生活を考えると、土地の勾配は少ない方が良いと思います。買い出しなど自転車で移動の際、勾配はなかなかきついです。

その他、安い食料品スーパーが近くにあることは支出の面でとても大切だと思います。東急沿線は東急ストアがありますが、食料品の値段は高い印象です。個人的には食料品が安いオーケーストアが近くにあるととても良いと思います(元々安い上、オーケークラブ会員カードがあると食料品の本体価格からさらに約3%引きになります。発行手数料200円はかかりますが、7,000円以上のお買い物をすれば元は取れます)。

賃貸物件自体の主な判断基準

賃貸物件を選ぶ上では、何を優先するか最初に決める必要があります。すべての要望を満たすものは家賃の上限がない限り、難しいからです。

賃貸物件を選ぶ要素として、特に家賃を考慮すると、大きく以下の3つがあるのではないでしょうか。

  1. 最寄り駅からの距離
  2. 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の違い
  3. 築年数

1.最寄り駅からの距離

最寄り駅から離れれば、離れるほど、家賃は安くなりますが、徒歩10分以内がおススメです。

以前、家賃が安くなるため、最寄り駅から徒歩20分のところに住んでいましたが、残業等で帰りが遅くなった場合や、最寄り駅の近くのスーパーで食料品を買い出しした場合、徒歩20分は結構疲れます…。バスがあればまた、別かもしれませんが。

10分は、運動にちょうど良いくらいの距離ではないでしょうか。逆に最寄り駅や線路沿線に近いと、電車の走行音が気になる場合もあります。

参考:幹線道路(交通量が多い道路)や鉄道(在来線の他、新幹線)の走行音

意外と見落としがちな視点になりますが、幹線道路や鉄道近くに面している物件は、車やバイク、鉄道の走行音が気になると思います

以前住んでいた物件で、50m先くらい先に新幹線が通っていたのですが、窓を開けていると新幹線の通過時に発生する風切音が聞こえ、気になりました。夏や冬は冷暖房で窓を開けない期間もあると思いますが、春や秋は窓を開ける機会も多いと思いますので、考慮されると良いと思います。

賃貸物件ではないのですが、戸建て又はマンションを購入された方で、幹線道路や鉄道の走行音で窓を開けれず後悔している方を何人か知っております(恐らく、その分、物件の購入価格は安くなっているのだと思いますが)。

2.木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の違い

家賃でいうと、木造< 鉄骨造 < 鉄筋コンクリート造 の順に高くなります。

家賃を安くしたい人は木造、防音性を気になる方は鉄筋コンクリート造をおススメです

また、構造によって、以下の特徴があります。私は特に防音性を優先順位として高くしているため、家賃は少し高くなってしまいますが、鉄筋コンクリート造を選んでいます(生活する上で、隣人のテレビ音や会話が聞こえると気になってしまうため)。

木造でも、建築メーカーによっては、隣や上階に住む人の生活音が聞こえにくい物件もあるとは思います。実際に内見で部屋の見学をされる際、壁を手でノックしてみたり、耳をすまして声や生活音が聞こえるか確認されるのが良いと思います。

構造 家賃 防音性 耐火性
木造安い低い弱い
鉄骨造低い弱い
鉄筋コンクリート造高い高い強い
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の違い

3.築年数

築年数が浅い物件は人気があり、その分、家賃は高くなります。ただ、築年数が経っていても、部屋の壁紙等が綺麗に張り替え等していれば、気にならないと思います。私は、築年数16年~29年の物件に住んだことがありますが、壁紙やキッチン、洗面台などが新しくなっていたため、特に気になりませんでした。

賃貸物件自体の細かな判断基準

上記の他、賃貸物件の細かな判断基準の要素として、以下に私の優先順位が高い順に並べてみました。この優先順位は人によって変わると思いますのでご参考までに。

1.間取り

一人暮らしであれば、1K又は1ワンルーム(部屋とキッチンの間に仕切りがない)で充分だと思います。

2.都市ガス VS  プロパンガス(LPガス)

意外と知られていないかもしれませんが、プロパンガス(LPガス)だと一般的に都市ガスより、料金が高くなるため、都市ガスをおススメします。 

日本生活協同組合連合会の「電気・ガス料金調査(2019年9月)」によると、集合住宅(マンション)の場合、都市ガスが1m3当たりの料金が176円に対し、プロパンガスは340円であり、なんと都市ガスの約2倍です。

3.セキュリティ

女性の一人暮らしの場合、家賃は少し高くなりますが、2階以上のお部屋かつ、モニター付きインターホンがある物件をおススメします。1階のお部屋の場合、外を通りゆく人と同じ目線の高さで物理的距離も近いため、洗濯物も干しにくく気になるのではないかと思います。

4.バストイレ別

個人的には湿気がこもりやすいため、別々が良いと思います

5.室内洗濯機置き場

ベランダ等、外に設置すると紫外線などで洗濯機が劣化しやすいと思うので室内が良いと思います

6.部屋の方位

南向きだと日差しが入り、昼間は明るく、また、部屋はポカポカです。北向きとは冬の温かさがかなり異なると思います。洗濯物の乾きの早さも変わります。私はなるべく、南向きの部屋を探しますが、難しければ、東向きの部屋を選んでいます。東向きは、朝日が入るので朝が気持ちいいです。一つ注意したいのは、南向きでも目の前に高層マンション等があると、日差しが十分に入らないこともあるので現地で確認してみてください。

7.キッチン(コンロの数)

料理をするならば、2口のコンロがおススメです。3口のコンロの物件にも住んだことはありますが、同時に3口使うことはありませんでした。なお、卓上式のIH調理器は冷却ファンが調理後も回っているため、音が気になるかもしれません。

8.収納

クローゼットやシューズボックスがあると荷物が収納でき部屋がすっきりします。なるべく収納が多い物件がおススメです。

9.エアコン

あると夏や冬がしのげます。私は夏は、サーキュレーター。冬はウォームビズで乗り切れています。

10.バルコニー

洗濯物や布団を外で干したい場合、マストです。花粉症対策等で洗濯物を外に干さず、浴室等で乾かす方は不要かもしれません。

11.独立洗面台

女性は欲しい方が多いと思います。男性の場合は、マストではないと思います。

まとめ

初めての一人暮らしで、3つの判断として、

①住むエリアの判断基準

②賃貸物件の主な判断基準

賃貸物件の細かな判断基準

を紹介させていただきました。

  • 住むエリアの判断  ⇒ 社会人ならば、職場近くがおススメ。家賃の目安が予算オーバーなら他の支出を抑える
  • 賃貸物件の主な判断 ⇒ 最寄り駅から徒歩10分以内がおススメ。家賃を下げるなら木造。防音性なら鉄筋コンクリート造
  • 賃貸物件の細かな判断 ⇒ 件選び前に優先順位を整理することをおススメ

最寄り駅から徒歩圏内の物件だと、バスなどを使わずに済み、運動になるほか、エコライフでもあります。

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