「敷金、賃料の他に色々かかって高いなぁ」
「何かコストカットできないかな…」
「室内消毒費用や家財保険って何?」
と悩んだことはあるのではないでしょうか?
そこで本記事では、4回、引越しを経験した私がいつも行っている
簡単に「コストカット」できる以下の2点を紹介します。
- 室内消毒は自ら実施
- 家財保険の自己加入
この記事は、賃貸契約で、少しでもコストカットしたい方に役立つ記事です。
では、さっそく、紹介していきます!
室内消毒費用のコストカット
不動産会社との交渉次第では、コストカットできます!
1.そもそも「室内消毒費用」って何?
「室内消毒費用」について、不動産会社に確認したところ、
「室内にいる害虫を駆除することを目的に、
キッチン、洗面台、トイレ、居室、ベランダ等すべてに施工します」とのこと。
見積もり費用は2万円前後。
…高い!!
住んでいるうちに、害虫は出る時は出ますし、
私は、2万円前後もかけて室内消毒する必要はないと思います。
そのため、不動産会社に「室内消毒」について、内容確認し
不要であれば、お願いして外してもらいましょう!
2.室内消毒は自ら実施
「室内消毒費用」を外してもらった後、全く何も消毒しないのは、気になる方もいると思います。
私の場合、入居前に、ドラックストアなどで
「アースレッドWノンスモーク 6-8畳 1個 (殺虫剤)」を購入して消毒しています。
金額は、たった500円ちょっとです。
これだけで、「室内消毒費用」を払うのに比べ、
約2万円、コストカットできました。
また、消毒方法は、足で踏んで、1時間放置すれば、消毒完了です。
とても簡単ですよね。
殺虫剤はノンスモーク(煙が出ないタイプ)がオススメです。
理由は、以下のとおり
①ノンスモークタイプであれば、室内の火災報知器に反応しない。
②煙に火災報知器が反応しないようにビニール袋を被せる手間も省ける!
私が上記で紹介した殺虫剤は、以下の特徴があり、また、安くて手軽です。
- ペダルを踏むだけで簡単
- 1~2時間閉め切るだけでお部屋の害虫を駆除
- 煙も熱も出ず、いやなニオイも残さない。やさしいフローラルの香り。
3.室内消毒のタイミング
室内消毒を自ら実施する場合、
引越荷物を運ぶ前に実施すると良いと思います。
ただ、部屋の鍵の受け取りが、原則、入居日当日(引越日)が多いと思います。
そのため、不動産会社に室内消毒をしたいため、
前日など、少し早めに鍵を受け取れないか交渉すると良いでしょう。
引越前に鍵の受け取りができれば、事前に殺虫剤などを設置し、
引越当日に、部屋に荷物を入れる前に濡れ雑巾などで、
さっと床や壁を拭き取れば良いと思います。
家財保険費用のコストカット
不動産会社との交渉次第では、コストカットできます!
1.そもそも「家財保険」って何?
「家財保険」は、自身の所有する家電、家具などの損害を補償するもので、
火災や、水ぬれなどがあった際に、保険金が支払われます。
保険内容に異なりますが、以下のものが含まれています。
- 家財 :入居者の家財の補償
- 修理費用 :ドアや窓ガラスなどを修理した際の補償
- 借家人賠償責任:大家さんに対する補償
- 個人賠償責任 :他人のものを壊したり、ケガをさせてしまったときの補償
- 被害事故法律相談費用等:入居者が被害を受けた場合に負担した弁護士費用などを補償
火災保険に入らず、万が一、火災などを自分が起こしてしまった場合、
建物自体は大家さんの火災保険でカバーできるとしても、
自分の家財や修復費用、隣家への補償などは、大家さんの火災保険には頼れません。
そのため、必ず何か家財保険に加入する必要はあります。
2.家財保険の自己加入
賃貸契約と家財保険の契約は別のものですので、
必ずしも不動産会社から提示された家財保険に加入する必要はありません。
そのため、自分で家財保険を選んで契約することもできます。
自分で個別に契約する際の契約内容の目安は、
自分の所有している家財の合計金額で補償額を考えましょう。
また、不動産会社によっては、2年契約の家財保険の加入を求められることがあります。
自己加入する予定の保険が1年契約で自動更新の場合は、
更新後、証明書を不動産会社に提示することで担保できる場合もあります(私はこの例でした)。
参考までに私が自己加入した家財保険(日新火災海上保険株式会社)を紹介します。
インターネット上で簡単に手続きでき、また、ペーパーレスです。
- 契約会社:日新火災海上保険株式会社
- 契約内容:お部屋を借りる時の保険(賃貸家財総合保険)
- 契約金額:4,000円/年(1年毎に自動更新)
補償内容(主な事故の種類を抜粋)
保険金額 (支払限度額) | 火災 | 破裂・爆発 | 水ぬれ | 落雷 | 風災 | |
---|---|---|---|---|---|---|
家財 | 100万円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
修理費用 | 300万円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
借家人賠償責任 | 2,000万円 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
個人賠償責任 | 1億円 | ー | ー | ー | ー | ー |
被害事故法律相談費用等 | 30万円 | ー | ー | ー | ー | ー |
私の家財は、合計しても100万円は、かからないため、上記の保険内容にしました。
私が自己加入した保険と不動産会社が提示した保険を比較してみると、
・自己加入の保険 8,000円/2年(4,000円/年)
・不動産会社提示の某保険 15,000円/2年
自己加入によって、約半額にコストカットできました。
まとめ
初めての一人暮らしで、賃貸物件の契約前にコストカットできるものとして、
①室内消毒は自ら実施(▲約2万円)
②家財保険の自己加入(▲約1万円)
を紹介させていただきました。
初期費用としては、▲約3万円のコストカットです。
引越費用は意外とかかります。
少しでもコストカットできる点は見直しましょう!
今回、紹介した内容を参考に賃貸契約のコストカットに繋がると幸いです!